うちの子、勉強しなきゃとは言うんですが、家だと全然続かなくて…。
教材を増やした方がいいのかなと思ってしまいます。
最初は教材を増やさなくて大丈夫です。
まずは学校ワークを1分だけ、その日の授業を少し思い出すところからで十分です。
大事なのは、長くやることより毎日机に向かえる形を作ることです。
1分でいいなら、うちでも始められそうです。
親は何をすればいいですか?
「1分できたね」「机に向かえたね」と、できた事実をそのまま褒めれば十分です。
最初の一歩が続くと、学習時間はあとから自然に増えていきます。
まず見直したいのは、塾や通信教育の前に、授業と家庭学習のつなぎ方です。
学校で習ったことは、その日のうちに少しだけ触れ直すと、定着しやすくなります。
まずは学校ワーク中心で、家で回る形を作りましょう。
(それでも難しければ、②通信教育、③外の力へ進めば大丈夫です)
まず大事なのは「その日のうちに少しだけ復習すること」
授業で聞いた内容は、時間がたつほど少しずつ抜けていきます。
だからこそ、その日のうちに短く復習するだけでも、次の日の理解がかなり変わります。
ここで大切なのは、最初から長時間やろうとしないことです。
1日だけドカンと勉強するより、毎日少しずつ続ける力のほうが、あとから大きな差になります。
今日やることは「1分だけ」で大丈夫です
勉強が苦手なお子さんほど、最初の目標は低くして大丈夫です。
まずは1分だけ机に向かう。ここから始めてください。
- 数学・英語:学校ワークを1問だけやる
- 国語・理科・社会:教科書かワークを開いて1つだけ確認する
「そんな少なくていいの?」と思うかもしれませんが、最初はそれで十分です。
大事なのは、机に向かうことを当たり前にすることです。
保護者の声かけはこれでOKです。
「1分できたね」「机に向かえたのがよかったね」と、できた事実をそのまま褒めてください。
最初の1分が続くと、5分、10分と自然に伸びやすくなります。
おすすめ教材は「学校ワーク」が最優先です
① 学校で配られている教科書準拠ワーク
- まずは学校の授業に合っている教材を優先するのが最短です
- 提出物にもつながるので、評価の面でも無駄がありません
② 書店で買える教科書準拠の問題集
- 学校ワークだけでは足りない教科の補強に向いています
- 追加するなら、まずは英語か数学を1冊だけで十分です
おすすめ教材は別ページにまとめています。
教材選びで迷う場合は、まずそちらを見ればOKです。
学校ワークの回し方は、このやり方で十分伸びます
- まず解く
分からない問題も、とにかく自分の力でやってみます。 - できなかった問題にはバツをつける
空白のままにせず、「ここができなかった」と分かる形にします。 - 解答を読んで理解する
ただし、正解をそのままワークに写さないことが大切です。 - 数日後に、バツの問題だけ解き直す
できたら丸をつけます。ペンの色を青などに変えると、やり直しの跡が分かりやすくなります。 - このくり返しで進める
1回で全部できなくて大丈夫です。バツがついたところを減らしていくイメージで十分です。
大事なポイント
答えを写して終わりにしないことです。
写しただけでは「分かったつもり」になりやすく、テストの点にはつながりにくくなります。
全部終わったあとも、やることは1つだけです
ワークをひと通り終えたら、次にやるのは新しい教材ではありません。
バツがついたところだけをもう一度解き直すことです。
点が伸びる子は、ここをやっています。
逆に、1周して終わりだと「やった量」のわりに点が伸びにくくなります。
提出期限が近いときは、まず提出を優先してください
本当は、答えを写さずにやり直しまでできるのが理想です。
ただ、学校ワークは提出物になることが多いので、期限に間に合わないなら、まずは提出を優先してください。
ただし、答えを写して終わりにすると、テストで高得点を狙うのはかなり厳しくなります。
「提出はできたけれど、実力はまだついていない状態」になりやすいからです。
とくに通知表で5を狙いたいなら、解き直しまでできる回し方に変えていく必要があります。
このやり方で回るようになったら、次に市販教材を足します
学校ワークの回し方が安定して、自分で復習できるようになってから、市販の問題集を1冊足してください。
順番を逆にすると、教材だけ増えて回らなくなりやすいです。
まずは学校ワークを回せる家庭になること。ここが土台です。
②や③へ進んだ方が早いサイン
次のどれかが強く当てはまるなら、家庭だけで立て直すより、早めに次の手を使った方が安全です。
- 「何をやればいいか」が毎回分からず止まる
- 1分だけでも机に向かうのがかなり難しい
- 親が声をかけるたびにケンカになりやすい
- 数日続けようとしても、すぐ切れてしまう
- 保護者が管理しないと回らず、家庭の負担が大きい
こういう場合は、家庭の工夫不足ではありません。
家庭学習だけで支える段階を超えていることがあります。
それでも難しければ、③で立て直せば大丈夫です
通信教育でも回りにくい場合は、塾・家庭教師・オンラインなど、外の力を使う方が早いです。
無理に家庭だけで抱え込まなくて大丈夫です。